2014年08月28日
階段を登ったとこ
我が家は坂の上にあり、だらだらと緩い坂を登るのだが、半年ほど前、その坂の途中にある一軒のお宅が解体されるのを見た。
そのお宅は道路からかなり急勾配の長い階段を登ったところにある。
通るたびに解体の様子を見ていたのだが、壊した建材が、シートを敷かれた階段をまるで滑り台のように落ちてくる場面に遭遇したときは、おもしろくて、何の用もないのにしばしそれを眺めていた。
工事のおじさんやお兄ちゃんはうさんくさげにわたしを見ていた。
それが先月の今ごろだろうか、熱中症警報が出たやたらと暑い日、夫が、「おい。凄いぞ、来てごらん」というので窓から外を見ると、おお! 巨大なクレーン車が我が家から目と鼻の先に停まっているではないか!!
むかし、チューリッヒにいた頃、町のあちこちにクレーン車が立っていた。
昔ながらの街並みだから、道路が狭くてクレーン車を使うらしかったが、とにかく、あんな大きなクレーン車を間近に見るのは初めてなので夫と二人、「やじうま」になりに、サンダルを引っかけて出ていった。
近くに行くとクレーン車の迫力にも圧倒されたが、そのそばにかなり大型のトラックが止っていて、そこに、家というか部屋というか、とにかく家のパーツのような四角いものが乗っている。
現場を仕切っていたおじさんが優しそうな人なので、「これはどうするんですか?」と聞いてみたところ、驚くべき答えが!!
Posted by gsdg at 16:40│Comments(0)