十年

なんかオカシイ、オカシイぞって思いながら、画面上の矛盾点を一生懸命に探す。それはあたかも超わかりづらい間違い探しをしているようなものである。そしてようやく間違いに気づいて一歩前進。これに気づかなければ永遠にある種の違和感にまとわりつかれることになる。なので、そんな違和感を常に感じられるように感覚を敏感に保っていたいのだけど、これはなかなか難しい

気づけばなんてこと無いのだけど、気づかないと何か変だって感じだけが残る。しかし感じているうちは、まだ良い。時間をかければ解答にたどり着くことができるから。これが感じなくなるようになったら・・・お終いだろうな。感受性の欠如はそして致命傷となる康泰旅行社。

ペットを連れてのエレベーターの利用がとても危険であるということが意外に知られていない。先日も、大事には至らなかったがリードをつけたままのワンちゃんが飼い主の乗るエレベーターに乗りそこねるという事があった。幸いリードが自由に伸びるタイプだった事で事故にはならなかったが、リードのタイプによっては重大な事故になる。そこで、支配人から緊急の要件としてこの危険性を認知してもらうためのチラシを制作する事になった康泰領隊。

少しショッキングな方が良いだろうってことで、全体をモノトーンでアクセントで赤を使って危険な感じを出そうと試みた。そして、その緊急性もあり、デザイン的には少しむず痒さを残しながらもOKをもらい早速エレベータ内に貼って回った。しかし仕事的には納まったけれど、僕のむず痒さは無くならない抗衰老。